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2008年04月03日

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脳内メーカーのお次は?

インチキ感を楽しむ
面白テキスト変換サイトがアツい



去年流行った「脳内メーカー」もそうだけど、最近、〈絶対ホントじゃないけど“○○っぽい”カンジを楽しむ〉サイトが人気を集めている。今年の3月に本格始動した「全自動百科事典『オートペディア』」も“○○っぽさ”を楽しむサイト。キーワードを入力すると「ウィキペディア」そっくりのデザインと文体で、虚実入り乱れた経歴や関連事項が提示され、虚と実が混合する割合のビミョーなさじ加減が笑いを誘う。

自分で書いた文章をコピペしてボタンをクリックするだけで、特殊な口調や文体に変換しちゃう「もんじろう」も、話題になっている。言語変換サイト自体は何年も前からいろんな種類のものがあったけど、その多くはひとつの言語に特化していたため、飽きられたら閉鎖される運命にあった。この「もんじろう」は、方言から「ルー語風味」「ナベアツ風味」などの流行語まで幅広い言語が用意されていて、飽きられた言語が消えても、どんどん新しい言葉が更新される。今の一番人気はなぜかダントツで「武士語」。だが実際に変換してみると、「武士語」にしても方言にしても、決して厳密には正しくない。これもやっぱり“っぽい”ところが楽しいのだ。

ネット文化に詳しいデジタル事業家の小林弘人さんは、こういった“っぽさ”で遊ぶ変換ソフトの人気をこう分析する。

「こういったソフトは個人よりも、仲間同士が“あえてバグを楽しむ”コミュニケーションとして楽しんでいるのだと思います。それに今の世の中、広くウケているものは目に留まった瞬間に笑えるとか、“掴み”のあるものですよね。そういった“小ネタ中毒”とも言える状況が背景にあるのでは?」

なるほど、クリックひとつでおかしな世界に変換しちゃうって意味では、これも一発ギャグと言えそうだ。変換サイトは、作りこまれた落語やコント、漫才よりもインパクトのあるキャラ立ち芸人が受けている今のご時世にフィットした文章コミュニケーション・ツールなのかも。

R25より

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